昨今、何かの記念日などに名入れボールペンを贈る方々が増えています。万年筆だと、受け取る側が恐縮しがちですし、万年筆はインクの交換であったり、使い替えに慣れていないともらったのは嬉しいのですが、あまり使わずに机に仕舞いっぱなしになることも多いものです。その点、ボールペンは便利に活用しやすいもので、名入りだとさらに嬉しいものです。ボールペンに似たような形状のものも多く、会社などでは勝手に使われてしまうこともありますし、そのまま返すのを忘れていつの間にか紛失してしまいがちな備品です。
しかしながら、名入れであればまずは本人が自分のものとして認識し、紛失しにくいものとなり、他の方々も他人の名入れボールペンは粗末には扱わなくなります。初期場で使っているうちに、名入れを見れば他人の私物であることがすぐ理解できますし、わざわざ他人の物をデスクから持ち去ろうという同僚はいなくなると思われます。親戚などに高齢者がいる場合にも贈って喜ばれるものです。自分のものとして意識しますから、家中をボールペンを探して歩きまわるようなことも無くなり、名入れのペンをいつも身近に置いておくようになります。
愛着を持って利用してもらえれば贈った側も嬉しく感じるものです。大概の場合は既製品と同じタイプのインクを使用していますので、交換の際にも文房具屋さんとか最近は百円ショップなどでも販売していますので、とても便利で長く利用してもらえます。